NPO法人Social Change Agency(所在地:東京都台東区、代表理事:横山北斗、以下SCA)は、株式会社miiboが運営するAIエージェント開発プラットフォーム「miibo」の公式パートナー(miibo Partners)に認定されたことをお知らせします。
miiboパートナー制度について
miibo Partnersは、50社以上の専門パートナーから、顧客のビジネスに最適なAIソリューションパートナーを紹介するマッチングサービスです。業界特化の知見と豊富な実績を持つパートナーが、AI活用の成功を支援します。
パートナー認定の背景
日本の社会保障制度は、必要な人が自ら申請して初めて利用できる「申請主義」を基本としています。しかし現実には、制度の存在を知らない、窓口に行けない、手続きが難しいといった理由で、支援が必要な人に届かないケースが後を絶ちません。
SCAはこの構造的な課題に向き合ってきました。内閣府の「あなたはひとりじゃない」の情報設計、岡山県真庭市の支援制度・相談窓口案内ガイド、小樽支援コンシェルジュ Ai チャットボット まるっと!、の開発など、住民が必要な支援にたどり着けるよう支援しています。
今回のmiibo Partners認定は、こうした活動をさらに加速させるための基盤として位置づけています。福祉・行政・教育分野に特化した知見を活かし、これらの領域でAI活用を検討している自治体・社会福祉法人・NPOが行う、社会保障制度へのアクセス向上の取り組みのサポートを強化してまいります。
今後の展開
SCAは、miiboプラットフォームを活用しながら、以下の取り組みを推進します。
- 自治体・社会福祉法人・NPO向けのAIチャットボット導入支援
- 福祉・教育分野向けのAIエージェント開発・実装
地域資源情報のデジタル化支援
SCAは、AIエージェント活用の前提となる「データ基盤づくり」にも対応します。
多くの地域では、社会資源に関する情報が冊子や台帳、担当者の経験・記憶といった形で管理されており、AIが活用できる状態にないケースが少なくありません。SCAは地域資源情報のデジタル化から、データの質・量・最新性の継続的な維持・更新まで、一貫して支援します。
また、デジタル化にとどまらず、行政特有の難解な表現や専門用語を、市民が直感的に理解できる平易な言葉へ置き換える「プレーンランゲージ化」にも対応します。制度の内容がどれだけ充実していても、伝わらなければ届きません。SCAは社会保障制度の専門知識とソーシャルワークの視点、AI技術を組み合わせ、情報を整えるところまでサポートします。
なお、SCAはAIの可能性を積極的に活用する一方で、AIが社会的な偏見や既存の不平等を再生産しないよう、データ設計と運用のすべてに社会福祉の視点を組み込むことを原則としています。テクノロジーは、使い方次第でスティグマやステレオタイプを強化するリスクもあります。SCAは、その問いを常に持ちながらAI活用に取り組んで参ります。
「データがないからAIは使えない」、「制度の説明を住民に伝わりやすいようにしたい」、「支援機関の職員が活用する市内全ての制度・民間資源のデータベースを作りたい」などの課題やニーズをお抱えの自治体・社会福祉法人・NPOの皆様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
