【開催レポート】スーパービジョン研修 「SWにとってスーパービジョンとは-はじめの一歩-」

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2016年6月4日に開催した研修について報告いたします。

◼︎開催概要

研修名:スーパービジョン研修
開催日:2016年6月4日(土)13:00-17:00
開催場所:一般社団法人社会福祉士養成校協会 研修室
後援:一般社団法人社会福祉士養成校協会様、一般社団法人精神保健福祉士養成校協会様
参加者数:19名

 

◼︎参加者の内訳

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◼︎当日の様子/全体レポート

 
兵庫医科大学の大松先生を講師にお招きし、19名の参加者と共に4時間の学びの時間を持ちました。
 
研修前半は、スーパービジョン(以下SV)の基礎的な概念を学び、模擬事例のSVの方針に対しグループごとに議論をし、研修後半は具体的な事例を2つ用いて、参加者同士でスーパーバイザー、スーパーバイジーの立場でのロールプレイを行う、というものでした。
 
所属機関において、「SVを行う側、受ける側が同じテーブルで共に学び合うSV研修というのは非常に珍しい形式でした」という声や「フラットな形式で議論ができた時間が、ピアSVとなり、心の荷が降りた」という声が参加者から聞かれました。
 
そのほか、「日々の忙しい現場を離れて、自分のSVについて考える機会を得られた」、「どうしても時間的に忙しい中で、ケースを共に導いていこうとすると、支持的機能が弱く、管理的、教育的機能に偏ったSVをしてしまうことを省みることができた」などの意見が聞かれました。
 
以上の参加者の声などから「参加者がSVの基礎的な概念の理解を得ること」、「SVを行う側と受ける側、両方の立場の参加者が自組織の外で共にSVについて学び合うことで、参加者が自組織で行っている(受けている)SVを内省する機会をつくること」という本研修の目的を果たせたのではないかなと思います。
 
来年もSV研修を開催を予定できればと講師の大松先生から話をいただきました。
 
来年も引き続き、若手、ベテラン隔てなく、参加しやすい費用設定で多くの方に参加いただける枠組みで研修企画を計画したいと思っております。
 
 

◼︎以下参加者アンケート結果(5段階評価)

 
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