終了になる事業についてのご報告

代表理事の横山です。平素よりSocial Change Agencyの事業活動にご協力、ご関心を寄せてくださりありがとうございます。このたび、団体設立初期から実施して参りました、Social Change Agency研修プログラム事業(社会構造に働きかけることを目的とした研修事業)、対人援助職個人の方を対象としたサポート事業の2事業を終了する運びとなりましたので、報告をさせていただきます。

2017年度より開始したSocial Change Agency研修プログラムは、半年or通年のゼミ形式のプログラムに49名、講義には延べ1018名の方にご参加いただき、個人向けサポート事業は28名の方に延べ80回以上ご利用いただきました。

Social Change Agency研修プログラムにおいては、ソーシャルアクション、マクロ実践に焦点を当てプログラムを遂行して参りました。2021年度より、日本社会福祉士会がマクロソーシャルワーク研修をスタートしたこともあり、弊団体がマクロに焦点を当てたプログラムの必要性を訴えることや実施を行う役割は終えたと考えた次第です。

以下、各事業の担当者より挨拶をさせていただきます。是非ご一読いただけますと幸いです。


Social Change Agency研修プログラム担当:齊藤より

Social Change Agency研修プログラムを担当していました齊藤です。研修プログラム終了にあたり、これまでの参加者のみなさま、登壇してくださった講師の先生方、事務局メンバーを中心に関わってくださったみなさまに感謝を申し上げます。ありがとうございました。
私は2017年度に開催されたSocial Change Agent養成プログラム(現:研修プログラム)の第1期は参加者側で学び、2018年度の第2期からは選抜生コース(現:実践者ゼミコース)のファシリテーターとして、昨年度の2022年度の第6期まで選抜生・実践者ゼミ生の方々に伴走をさせていただきました。
参加者として学んだ2017年度の第1期には、ワクワクしながら高田馬場の会場に向かったことを覚えています。「この学びを実践に変える重要なパーツに、内省と対話があるはずだ」と感じ、それを横山さんに伝えたことで、2018年度以降は運営側に入ることになりました。
コロナ禍前の2019年度までは、対面でプログラムを開催し、参加者の方、特に選抜生の方とは近い距離でコミュニケーションができ、思い返すとシンプルに楽しい時間を過ごしていたなと感じます。
2020年度の第4期以降は、コロナの影響で完全にオンラインでの開催となり、シフトチェンジに大変苦労したな、という思い出もありますが(笑)、自分との向き合いも、仲間との対話も十分にとれるよう、常に試行錯誤をしていたように思います。やはり対面と比べるとコミュニケーションは薄まってしまったとは思うのですが、代わりに全国から参加者の方を迎えることが出来たり、実践者ゼミに関しての内容の濃さを増すことができたりと、進化できた面もあったと考えています。
参加者のみなさまがみなさまでなければ、成り立つことがないプログラムだったと思います。選抜生・実践者ゼミ生の方々の日々の変化に今でも励まされています。次は、Social Change Agencyと私が変化する番が来たのかもしれません。よければ応援してください!引き続き、よろしくお願いします!


SCA個人サポート担当:森より

SCA個人サポートでコーディネーターを担当しました、精神保健福祉士の森です。SCA個人サポートは、支援を仕事にする支援者自身が、「自分を支える手立てを、もっと身近に。」していくためにスタートしました。約2年の実施期間のうちに提供したサポートは80回を超えました。
大きな枠組みで行っていた活動ではありませんが、支援者の方それぞれが現場で感じていることについて言葉にし、自分自身の歩みについて想いを巡らせる場を持つことが、社会に良い循環を作っていくことに繋がるんだということを実感する機会となりました。私たち運営メンバーはサポーターとしてこの場にいましたが、私たち自身もその循環の1部であり、お互いがケアしあったりそれをまた誰かに送ることで、人は元気になってまた他者へもかかわれるものなのだと思います。支援者を支えていくという体制は、まだまだ十分整備されているとはいえませんが、職能団体を始め、さまざまな団体や個人の方が「支援者を支えることで社会によい循環をつくっていく」活動をされています。今後は、こういった活動が点で終わらず、繋がって活用されることでより大きな循環を創造し、それがよりよい社会へも繋がっていくことを期待しています。
「自立とは、依存先を増やすこと」。
私たちソーシャルワーカーが支援者として、いち人間として誰かとかかわりあうことで癒され力を得ていく機会を共にしてくださった、実施したイベントや研修、個別サポート、ラジオの視聴などを通してかかわってくださったすべての方々に感謝しています。ありがとうございました。


改めて、2事業に参加くださった皆さま、お力添えをいただいた講師の皆さま、広報にご助力くださった関係各所の皆さまに御礼申し上げます。

なお、事業再編後の事業全体のご報告は2024年春を予定しております。
今後ともSocial Change Agencyをどうぞよろしくお願いいたします。