9/5(土)新宿開催「セルフケアの技法としてのマインドフルネス研修」(対人援助職対象)

SCA
対人援助職のセルフケア・自己覚知の技術に関連して、マインドフルネスに関する研修会を開催します。

グーグルなど、欧米の有名企業が能力向上のトレーニングとして「マインドフルネス」を取り入れていることは有名な話です。「評価や価値判断にとらわれることなく、今の瞬間に意識を向ける」というこの実践は、ストレスの軽減、脳の活性化、チームワークや生産性の向上、創造性の発揮など、様々な効果が注目されています。

海外のソーシャルワークの現場においても、自分を整える技術の獲得のために、マインドフルネスは取り上げられるようになってきています。

援助者が、自身の枠組みを構築し、その枠組みの中で、目の前にいるクライアントを捉えることは、その根底には「自分のわからないもの、知らないもの、得体のしれないものに対する恐怖」があります。
 
その恐怖の正体は援助者によって違えども、その恐怖を自覚せずに、知識や技術で援助者として武装していくことは、武装したものの重さと、自覚できない恐怖により、磨耗していく、擦り切れていくことにもなりかねません。

自分を見つめ、整えることのできる”術(すべ)”を獲得することは、クライアントの対して常に一定の質の援助を最強していく上でも、そして、援助者として長く現場に立ち続け、成長していく上でも非常に重要なことです。

このたび、日本国内にマインドフルネスの考えを持ち込み、多くの海外書籍を翻訳されてきた、国内マインドフルネスの第一人者である島田啓介氏を講師に迎え、対人援助職を対象に研修を開催いたします。本来であれば、数万円レベルの講義を、このたびは3000円の参加費で開催させていただけることになりました。

ぜひご参加下さい!!


【開催日時】
2015年9月5日(土)13時〜17時


【開催場所】

新宿区の会議室(お申込いただいた方に詳細を連絡いたします)

【対象】
対人援助職として働かれている方

【参加費】
3000円

【定員】
20名(先着順:定員に達し次第、申込終了とさせていただきます)

【協賛】
一般社団法人心理支援ネットワーク心PLUS

【タイムスケジュール】
13〜14時:座学パート1(マインドフルネスの実践を交えながらの基本的解説)
14〜15時:マインドフルネス瞑想の実践
15〜16時:座学パート2、グループワーク(シェアリング)
16〜17時:質疑応答、現場への応用と今後の展望

【講師】
島田啓介氏

翻訳家、精神科ソーシャルワーカー(PSW)、カウンセラー、大学看護学科講師、ワークショップハウス「ゆとり家」主宰。丹沢の里山で半農生活。ゆとり家での定期的瞑想会のほか、マインドフルネス瞑想を授業、講演、研修などを通じて広く伝えている。ティク・ナット・ハンの著書をはじめとする翻訳書多数。http://amzn.to/1CYiyaF


春日未歩子氏 

精神保健福祉士
株式会社ジャパンEAPシステムズ統括スーパーバイザー
株式会社グリーンドック 取締役

1972年東京生まれ。和光大学人文学部人間関係学科卒業。東京大学医学部精神医学教室デイホスピタル研究生として2年間の研修ののち、医療法人社団翠会成増厚生病院に入職。同病院の外来部門であるこころのクリニックなりますに異動後、平成17年~現職。
20129
月から山梨県山梨市で心身の健康向上を目指す「保健農園ホテル フフ山梨」を立ち上げ、運営に携わっている。

 


【参加申込】
こちらのフォームよりお願いします。