【事業報告】東京都の区社会福祉協議会の城北ブロック合同職員研修を担当いたしました.

 

代表理事の横山です。

3/12(月)に、東京の区社会福祉協議会の城北ブロック合同職員研修をSCAで担当させていただきました。

テーマは「アセスメント」です。

地域を実践フィールドに置く社会福祉協議会こそ、「アセスメントの範囲を広げる」ことが必要であり、地域への空間・時間軸における理解/社会構造への深い理解がなければ、介入の焦点を定めることができません。

それゆえ、基本的なアセスメントの枠組みを自覚、使いこなし、自分なりの型を知ること、また、各々のソーシャルワーカーの属人的な実践知を、チームの能力として底上げするためにどのように活用するか、という論点を3つのワークを取り入れながらお伝えをさせていただきました。

研修という局所的な介入ではできることには限りがありますが、日々のアセスメントのやり方を振り返っていただくこと、振り返り、言語化されたアセスメントに関する知を概念化し、手持ちの武器にしていくための導入の入り口までをご一緒させていただきました。

 

 

同じ社会福祉協議会というくくりがあるからこその共通点が見えたり、また同じ組織や部署で働いていても、知りえなかった互いの暗黙知を共有するきっかけになったという声もいただきました。

メゾ・マクロ実践において、手段としてのソーシャルアクションを用いる前段階の「アセスメント」こそが介入の質を決めます。

今後も、アセスメントに関する発信や研修の実施などを行っていきたいと考えております。

 

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弊法人では、さまざまな実践領域のソーシャルワーカー(経験年数10〜20年)が所属しており、組織の研修ニーズに合わせたオーダーメイドの研修作成・実施も行っております。

研修ご担当者の方、有志で勉強会を企画されている方からのご依頼を随時受け付けておりますのでお声かけください。

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