昨日、「福祉ってどんな仕事?-ソーシャルワーカーの可能性2015-」を開催しました。
6領域のソーシャルワーカーの方から、各人15分でお話をいただき、トークセッションでは、いただいた質問に、みなさんにお答えいただきました。
あいにくの雨でしたが、登壇者のみなさんから熱いメッセージを参加された方にお伝えいただきました。
ソーシャルワーカーだけが福祉の仕事ではありませんが、6領域のソーシャルワーカーの方の話を一通り聞いていただくことで、この仕事への理解が深まったり、興味を持っていただけたなら嬉しく思います。
参加者の約半数は社会福祉を学ぶ学生さんでした。
懇親会で、領域ごとにブースを設けて登壇者と熱心に話をする学生さんたちの姿が印象的でした。
そのほか、NPOの関係者の方、患者家族会の方、他業種からソーシャルワーカーに転職を考えている方、すでに現場で働いている方などにもご参加いただきました。
「福祉系の大学を出ていないので、実際にソーシャルワーカーとして働いている人に出会えず困っていたので、いろいろな領域のソーシャルワーカーに会えて、話せてよかった。」
「患者家族会で、相談を受けるとき、どのような機関のどのようなソーシャルワーカーの人に相談を繋げばいいか困っていた。なので、こういった場はありがたかった」
「どのように、ソーシャルワーカーの仲間を増やしていくかを一緒に考えたかった」
という言葉をいただきました。
社会福祉は、人々の安心な生活を守るインフラです。
だからこそ、ひろく社会にひらかれているものである必要があるとわたしたちは考えます。
その考えが、組織としてのメッセージとして社会に発信され、上記のように、ひろくいろいろな方に届き、実際にお会いできたことを嬉しく思いました。
そして、このたびクリアファイルのご提供をくださった 江東社会福祉士会さま、パンフレットの無償提供をいただきました Jascsw 日本社会福祉士養成校協会事務局さま、格安でパンフレットをお譲りいただいた 日本精神保健福祉士協会さまに感謝申し上げます。
「業界全体として連帯し、社会福祉の担い手を増やしていく」
その手応えを、わたしたちも少し感じることのできた時間でありました。
ご来場いただいたみなさん、登壇いただいたみなさん、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。