参加募集開始!社会資源開発に焦点を当てたプログラム-SCA養成プログラム-

▼社会福祉の現場から社会へ働きかけるための学びの場を創出する▼

2017年度から研修プログラム(本プロジェクト)を実施しています。昨年度も全国の多くの方からご支援、ご参加いただき、プログラムを修了することができました。(参加者数のべ238名/2018年度のプログラム報告詳細はこちらから)

本プログラム参加者によって以下の社会資源開発/プロジェクトが生まれました。

・市区町村内の子ども食堂のネットワーク化と衛生基準統一 のため保健所への働きかけ(病院勤務者)
・外部機関と協働しDV被害者に対する新規事業企画(母子寮勤務者)
・某市区町村の課内における勉強会立ち上げ
・地域の支援者の燃え尽き防止プロジェクト立ち上げ
・市区町村の子ども支援関係者ネットワーク立ち上げ

本年度2019年度(3年目)は、文京区、文京区社会福祉協議会との連携のもと、多機関の協働を意図したプログラムとなっています。参加者の一部を文京区在勤の参加者に限定することにより、プログラムを通した他機関連携と地域課題の発見・社会資源の開発の動線をつくることを意図しています。

本年度は、選抜生(本プログラムは選抜制度を設けています/募集は終了)、一般参加者(本プロジェクト通して参加者を募集いたします)、そして文京区在勤の参加者という3様の参加者とともにプログラムを進行していきます。

本年度のプログラム等詳細はこちらから

対人援助の現場から社会への広い眼差し、問いを有しているみなさん、
ともに、学び、行動を起こすために、本プログラムに参加しませんか?

ご参加を希望される方は、このサイトからチケットをご購入ください.
また、直接プログラムには参加できないけれど、本プロジェクトにご賛同いただける方のご支援もお待ちしております。

▼プロジェクトの目的▼

ソーシャルワーカーたちは、社会構造上の問題によって生活上の困りごとを抱える人たちの近くで、
その人たちの声を聞くことができる立場にあるからこそ、社会福祉の現場から問題を提起し、社会に働きかけていく行動を起こす、つまり、個人の生活問題を社会化していく必要があると考えています。

ですが、現行の社会福祉士や精神保健福祉士の教育過程においては、「社会福祉の現場から問題を提起し、社会に働きかけていく行動を起こす」ために必要な知識や技術を学ぶことが難しい状況にあります。

そこで海外の大学院過程、国内の社会起業家プログラムからヒントを得て、プログラムを構築し、ソーシャルワーカーのソーシャルチェンジマインドの醸成、パートナー(仲間)づくり、スキルの獲得に焦点を当てて、2017年度より本プログラムの開始に至りました。

▼プログラム概要▼

DAY1:8月24(土)13:00-17:00
テーマ:「ストーリーオブセルフ」
支援者としての自身のストーリー/課題意識を語る方法論について学ぶ

DAY2:9月21日(土)13:00-17:00
テーマ:「実践者のストーリーを聞く」
先駆的な社会資源開発実践を行なっている社会福祉従事者をゲストに招き、課題意識、実践のエッセンスについて聞き、学ぶ

DAY3:10月12(土)10:00-18:00
テーマ:「システム思考」
地域や社会のアセスメントを行う上で有用なシステム思考について学ぶ

DAY4:11月2日(土)10:00-18:00
テーマ:「デザイン思考」
チームでさまざまステークホルダーを交えた社会資源開発を行う上で必要なデザイン思考について学ぶ


シンポジウム:3月7日(土)13:00-17:00
識者(調整中)の講演等のコンテンツと交流会

▼最後に▼

社会福祉は、社会の周縁に追いやる排除の風から、人々を守ってくれる社会のインフラです。
生まれや出来事によって、機会が奪われたり、権利が侵されることのないよう、誰もが社会に居場所をみつけ、意味ある人生を送ることができるよう、社会の変化によって風向きを変える排除の風から人々を支え守るために、社会福祉も「変化」していかなければなりません。

生活上の困難を抱えている人の声には、社会の排除の風から人々を守るための種/ヒントが詰まっています。だからこそ、社会福祉の現場に身を置くわたしたちソーシャルワーカーは、さまざまな変革の主体と手を取り合い、誰ひとり、社会から排除させない社会をつくることに貢献していかなければならないと考えています。

個人の問題を社会化することができるソーシャルワークを試行するみなさんの参加をお待ちしています!

NPO法人Social Change Agency
横山北斗

参加お申し込み詳細はこちらから