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広報・柴原へのインタビュー「2014年の福祉ニュースキュレーションを振り返って」

20 3月 , 2015,
SCAスタッフ
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shibasan

メールマガジン内で、「今週のフクシ・エントリ!」コーナーを担当する広報柴原に、福祉系のニュースを毎日チェックし、その中からニュースを厳選し、まとめ、みなさんのもとの配信する(ニュースキュレーション)ことについて、振り返りをしてもらいました。(聴き手:横山)

・今年はどれくらいニュースに目を通しましたか?

ざっと見返してみたら、はてなブックマークをしたニュースが1000件ありました。(こちらのリンクから1000件のニュースが見れます:http://b.hatena.ne.jp/sca_fukushi-entry/bookmark
ですので、目を通したもの自体は5000-10000件くらいになると思います。そのうち、毎週のメルマガで取り上げるのが6,7件ですから、メルマガ自体でとりあげさせてもらったのは年間200くらいです。

*はてなブックマークとは?

 
・もともとニュースを数多く読み込むということを習慣としてやっていたのですか?

情報集めが好きなので、おもしろい福祉ニュースは元々目を通していました。ですが、毎日50個くらいのニュースに目を通し、キュレショーンをするになったのは、メルマガに記事を書き始めてからです。時間があれば、毎日気になるニュースを細々見ている感じですね。ニュースを集めるためのツールは、グーグルアラートやRSS(feedly)を使って情報取得し一覧化しています。

*グーグルアラート:キーワードを設定し、そのキーワードを含むWEB上の情報を自動収集する仕組み
*RSS(feedly):http://feedly.com/i/welcome


・半年間福祉キュレーションをやってみてどうでした?

締め切りに追われる怖さを知りました(笑)週刊誌の漫画家の気持ちを知りましたね(大げさ)
毎週土曜日夜が記事の〆切なのですが、今まで落としたのは2回だけです。もともとあるニュース記事をまとめ直して記事にする方式なので、そこまで大変ではないんですよね。


・興味の範囲の広さはどこからくるのでしょう?

福祉の仕事をしていると、常に目の前のことに目がいきがちだが、ジェネラリストとして知っておいたほうがいいことは多いと思っています。たくさんのストックを自分の中に入れておくと、ふとしたときに思い出し、つながったりしますしね。


わたしは精神障害者のグループホームに勤務しているのですが、精神保健の分野は、障害、雇用、親御さんの介護の問題、DV受けた女性の支援、子育てが難しくなった方の子どもの支援等、他の分野等も含めカバーする領域が広いです。もともと高齢分野で働いていたのですが、精神保健の分野では幅広い知識を知る必要があると感じ、ニュースも広く拾うようになりました。


・いつからニュースを幅広く読み込んでいく習慣がついたのですか?


とにかく新しいもの好きで、テクノロジーも好きなので、ここ3年くらいで、テクノロジーを活用し、ニュース収集するようになりました。最初はスマホの新機種の情報が知りたかったんですよね(笑)機械とかテクノロジーがもともと大好きで、それが、福祉ニュースのキュレーションに活きました。


・ニュースキュレーションしてみて何か変わったこと、気づいたことはありますか?

最初は、とりあげるニュースも、大手新聞社のWEB版の情報多くなるかと思ったが、やってみると、地方紙のWEB版とか、個人ブログやも情報取得先として多かったです。大手新聞社に限らず、おもしろい視点のところはたくさんあると気づきました。

そして、紙の新聞と同じように媒体ごとにカラーがあることにも改めて気づきました.。例えば、介護の報酬引き下げのニュースについて、大手新聞社のほとんどは、「引き下げられると従事者の給与が下がる」という論調の記事がほとんどでしたが、日経新聞は、「介護報酬引き下げにより利用者負担が減る(つまりは利用者が恩恵を受ける)」という切り口での報道の仕方でした。報道のカラーが出て、非常におもしろいなと。

ですから、同じニュースを媒体ごとにどう論じているかを注視しています。ニュースは水物、即時性が必要なので、”ニュースの信憑性”を複数の媒体を比較し、それにより複数の視点を知ることができると感じています。


・来年、2015年の福祉ニュースキュレーションにおけるマイテーマはありますか?

ただニュースを紹介するのではなく、「ソーシャルワーカーの視点」でニュース紹介の切り口を作り続けたいですね。福祉がテーマになると、どうしても「困っている人、悩んでいる人(例、介護負担、生活保護、児童虐待等)などのネガティブなニュース」が多いが、そうでないこともたくさんあります。新サービス開発や自治体の素晴らしい取り組みなど、気が滅入るニュース以外にも、読んで「いいね」と思えるニュースキュレーションも多くしていきたいです。

と同時に、批判的にニュースをみて、とりあげることも引き続きやっていきたいと思っています。


・最後に、メルマガ読者の皆様に向けて一言


ニュースひとつをとっても、知るだけでも自分の力になる、と感じています。知らなければゼロですが、知っていれば、なにかに活用できるので、興味があるニュースだけでもよいのでぜひ読んでほしいと思います。
ソーシャルアクションをしていくには、社会で起きていることに興味をもち、様々なことについて知り、考えなければならないと考えます。福祉は幅が広いですが、まずは自分の興味があるところをチェックしてもらえると、ご自身と社会の糧になると思います。
何が問題かを考える上で、その材料を得るために、福祉ニュースキュレーション「今週のフクシエントリ」をぜひ、活用してください!!
そして、ニュースのキュレーション部隊募集中です!!もしくは、「こんなニュースとりあげてほしい!」も大募集!!

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  1. 福祉ニュース・キュレーションとは? ~「今週のフクシ・エントリ!」の情報収集・厳選・発信術~ | Social Change Agency 7月 16, 2015 at 9:32 pm

    […] 【広報柴原へのインタビュー 2014年の福祉ニュースキュレーションを振り返って】 →2014年から始まった福祉ニュースキュレーション「今週のフクシ・エントリ!」の振り返りインタビューですhttp://social-change-agency.com/archives/1449 […]