社会保障ゲーム テスト版実施先募集のご案内【限定5カ所】

日本には約400ほどの社会保障制度や相談窓口がありますが、その存在を知らなければ、利用することができません。そこでSocial Change Agencyでは、主に中学生や高校生を対象に、架空のキャラクターに起きたピンチを題材にして、さまざまな出来事に対して利用できる制度を知ることを目的にしたゲームを開発しました。

現在、テスト版を体験いただける学校等を5カ所限定で募集しております。【2024年10月末】までは、ファシリテーター交通費実費分のみで、テスト版の提供が可能です。以下本ページ最下部より、お気軽にお問い合わせください。


1.対象

中学生以上

2.ねらい

日常生活で直面する可能性のあるピンチと、それに対応するための社会保障制度について学ぶ。

3.内容

※時間は目安です。ご希望に沿ってカスタマイズ可能です。

 時間                 内容
0:00-0:10①導入
・目的、ゲームの概要の説明。
0:10-0:30②架空のキャラクターにおきる人生のピンチを考える
・架空のキャラクターのプロフィールカードとピンチカードの配布・説明
・個人/グループで、ピンチが起きたキャラクターの生活でどんなことに困るかを考える
0:30-0:55③利用できそうな社会保障制度を見つける
・アイテム(社会保障制度)カードの説明と配布
・キャラクターのピンチに対応するアイテムカードを選ぶ
・全体発表の準備をする
※ 利用可能な社会保障制度カード50種類ほどを用意
0:55-0:80④シェアとまとめ
・グループ間での内容の共有
・ファシリテーターからのコメント、制度案内ウェブサイト案内、アンケート

※架空キャラクター例:ヤングケアラーの高校生、大学進学に際し経済的な不安を抱える高校生、熱心に部活に励む高校生、高校卒業し就職した18歳、パートナーからの要求に悩む大学生等。ご要望に応じて、実施クラスでどのキャラクターを用いるかご相談可能です。
※ピンチカード内容例:病気、怪我、事故、死別、失業、パワハラ、介護、給与未払い、妊娠、子育て、パートナーからの暴力等、20種類ほどを用意。

実際の実施の様子

4.実施イメージ

5.実施実績(予定含む)

・筑波大学附属坂戸高等学校

・高千穂大学

・都立高校複数校(2024年度内実施予定)

・神奈川県内公立中学校(2024年度内実施予定)

こども食堂、学習支援教室、民生児童委員等による地域での実施も歓迎いたします。

6.体験した高校生の声

  • いつもだったらこんなかんじの内容はなかなか手が進まないけど、今回の形式では楽しみながら学ぶことが出来た
  • 社会保障というのは、なんとなく知っていたけど、どんな時に使うのかまでは全然知らなかったので、新しく知ることができた。
  • 制度が沢山あるとわかったので、なにかピンチが起きた時に、すぐお金を借りるのではなく制度を探すことから始めたいと思った。
  • 一つ一つの社会保障制度の名前だけ書いてもなかなかどんな制度なのか分かりづらかったりして、あまりよくわからないけれど、今回のようにゲーム形式にすることで、流れを理解することができ、意外と身近な社会制度という感覚をつかむことができた

7.お問合せ

【2024年10月末】までは、ファシリテーター交通費実費分のみで、テスト版の提供が可能です。以下より、お気軽にお問い合わせください。