Monthly Archives:3月 2016

(満員御礼・キャンセル待ち)4/24(日)開催『ソーシャルワークカフェ 〜もっと伝えよう、ソーシャルワーカーのこと〜』

27 3月 16
SCAスタッフ
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SCA

ソーシャルワーカーとしてお仕事・活動されているみなさま、日々おつかれさまです。 SCAメンバーの堀です。

突然ですが、「ソーシャルワーカーって何?」と、人から聞かれたとき、いつも自信を持って答えられていますか? この質問について、相手に伝わるように答えるのが難しいと感じることはないでしょうか。

私は、特にソーシャルワーカーに初めて出会う方、なんとなくは知っているけどよくわからないという方へ説明するとき、「この説明で私”たち”の仕事を正しく理解してもらえたのだろうか」という不安が毎回残ります。
「私」の仕事は理解してもらえたように思うけれど、「私たち」のことはどうなのだろう、ともやもやしてしまうのです。 なぜ私が「私」のことだけでなく、「私たち」、つまりソーシャルワーカー全般のことを伝えたいのかを考えてみると、(すでに困難な状況にあり支援を必要とする方々は言うまでもありませんが)、現在問題なく日常生活を送っている方々にも、私たちの存在と社会的な役割を知っておいてほしいという願いがあるからのように思います。

人々と私たちは、仕事上の関係をのぞくと、「被支援者」と「支援者」という立場で関わることがほとんどで、知り合う機会はかなり限られています。しかし、「社会的な支援を必要とする状況」に陥る可能性は誰にでもあり、普段から私たちを知っておいてもらうことは、様々な利点があると考えます。

今回のソーシャルワークカフェでは、なぜソーシャルワーカーという職種の説明に難しさを感じるのか、それはどのような思いからきているのか、なぜ伝えたいのか、どうすればもっと伝わるか、などを、同じ思いを持つソーシャルワーカーのみなさんと共有し、解決の糸口を探っていけたらと考えています。

当日は、お茶やお菓子をつまみながら、アットホームな会にしたいと思っていますので、どうぞお気軽にご参加ください。

開催概要
□ 日時:2016/4/24(日) 13:30~15:30 (開場:13:20〜)

□ 場所:ソーシャルビジネスラボ
住所東京都中央区日本橋蛎殻町1-21-6

□ アクセス:
東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅出口3から徒歩3分

東京メトロ日比谷線「人形町」駅A2出口から徒歩7分
東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅4a出口から徒歩7分

□ 参加費用:1,000円(軽食代込)
□ 参加定員:10名程度
□対象者: ソーシャルワーカーとして仕事や活動をしている方、またはその予定があり、テーマに関心のある方 ※テーマ上、学生不可とさせていただきますが、人数によりオブザーバーとしての参加が可能な場合もありますので、関心のある方はご相談ください。


【(満員御礼)参加申込フォームはこちらをクリック!】

*現在、キャンセル待ちとなっております。お申込みいただいたのち、キャンセルが出次第のご案内となります。ご了承ください。

イベントレポート)SCA流スタディ&アクションツアーVol.1「ハンセン病資料館・多磨全生園編」

27 3月 16
SCA 広報
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SCA広報のふくしばです。
 
2016年3月20日(日)、ハンセン病資料館でのガイダンスビデオ上映会およびハンセン病患者・回復者の当事者である語り部の平沢保治さんのお話し会開催に合わせて、SCA流スタディ&アクションツアーを開催いたしました。おかげさまで15名(+子ども4名)の方にご参加いただきまして、盛況のうちに無事終えることができました。
 
最近流行りの「スタディツアー」は、単なる観光ではなく社会問題の現場を体感して学びの場とするのが目的ですが、SCAではやはりソーシャルアクションを意識したいということで、学び+αで何かできないかと考えたのが今回の「SCA流スタディ&アクションツアー」です。
 
私たちソーシャルワーカーのいちばんのミッションは、社会保障や福祉サービスの知識・制度や相談援助技術を駆使して個人や家族の生活や権利を守ることと、加えて、過去に起きてしまった人権侵害や差別・偏見から同じ悲劇を二度と繰り返さないために社会変革を促す環境を整えていくこと、この両輪であると言えます。日ごろのケースワークとソーシャルアクションをいかにうまくリンクさせて機能させていくか。このあたりの視点で、SCAという資源をうまく使ってもらえたらと思っております。
 
さて、今回のツアーですが、「ハンセン病に関する基礎知識や彼らを取り巻く差別・偏見と人権回復の歴史を肌で感じ、同じような悲劇をふたたび世に生み出さないためにも、私たちソーシャルワーカーに何ができるか、何をすべきかを考える」ということをテーマに据えてみました。ハンセン病患者・回復者を取り巻く歴史は、人権侵害とその回復の歴史そのものと言えます。有効な治療法が確立されたあとも行政や地域住民から差別・偏見を受け続けたハンセン病患者・回復者の方々のことばには、さまざまな思いがこもっています。怒り・悲しみ・憎しみ・あきらめ・奮起・達成感…そういったリアルな声をしっかり受け止め、自らの実践に活かすにはどうすればよいか、参加者みんなで考え、共有したいという思いで企画しました。
 
実際のツアーの流れですが、まずハンセン病資料館の一般展示の自由見学、ガイダンスビデオ鑑賞、ハンセン病患者・回復者の当事者である、語り部・平沢保治さんのお話し会に参加して、そのあと、参加者全員で感想をシェアして、さらにハンセン病患者・回復者の人権を守るために私たちは何ができるか、また、ハンセン病の悲劇を新たに生まないために私たちは何ができるかを考える時間を取りました。
 
ツアー当日は、数ヶ月ぶりのお話し会ということもあり、たくさんのひとが資料館を訪れていました。ちょっと余談になりますが、たまたま「横浜社会福祉研究会」さんのスタディツアーと日程が重なったようで、そこにSCAのイベントにもよく来てくださっている方がいらっしゃっていて、どちらのツアーに参加しているのか勝手に混乱しておりました(笑)。
私が以前参加したときはホールの3分の1くらいの来場者数でアットホームな感じでしたが、この日は満員御礼で補助席も出るくらい盛況で、連休中ということもあり、子どもたちもたくさん来ていましたね。みなさん、本当に平沢さんのお話を楽しみに来ているのだなぁと実感しました。細かいお話の内容は割愛いたしますが、ハンセン病患者・回復者のひとたちの生活と権利がどのようにふみにじられ、また回復させることができたのか、ときには厳しく、ときには穏やかでユニークな口調で語られる平沢さんのことばに、そのあたたかい人柄とともに、壮絶な人生がその背景にあるのだということを改めて認識することができました。
 
お話し会参加の熱気が冷めやらぬまま、ツアーのまとめとして全生園内の休憩処「なごみ」にて、プチワークショップを実施。まず、参加者全員で展示見学やお話し会の感想を語り合い、そのあとグループに分けて以下の2点についてグループごとに話し合ってもらいました。
 
・きょうのツアーを通して、ハンセン病患者・回復者のひとたちの権利を守りつづけるために、私たちができることを考える
・きょうのツアーを通して、ハンセン病患者・回復者のひとたちと同じような差別・偏見を新たに生まないために、私たちができることを考える
 
重なる部分も多いのですが、実際に起きてしまったケースへ思いをめぐらせることで、新たなケースを生まないためのアクションを新たに産み出す。こういう循環を作っていくきっかけになればと思い、このようなテーマを設定しました。今回は、障害のある子どもの支援や引きこもりの支援に関わっている方、福祉を学ぶ学生さんなど幅広い層の方にご参加いただいたので、さまざまな価値観や立場からユニークなアイディアがたくさん飛び出しました。
 
ちなみに各グループ(勝手ながら「チーム・ドラゴン」と「チーム・タイガー」と命名させていただきました・笑)のアイディアはこんな感じです。
スタディ&アクションツアーVol.1 チーム・ドラゴンアイディア スタディ&アクションツアーVol.1「チーム・タイガー」アイディア
 
特に面白いなぁと思ったのは「チーム・ドラゴン」から出てきた「スタンプラリー」。今回のスタディツアーで見学対象としたハンセン病資料館のように、啓発系施設をめぐるスタンプラリーを企画することで、より広い分野の深い知識を肌で感じることができ、しかもスタンプラリーという形をとることで、福祉に興味のあるひとたち以外に親子での参加なども促すことができるのではと。また、「チーム・タイガー」からは、教育・子育ての段階からの人権感覚の学びを深める意味で、親子ワークショップの開催など挙がっていました。小学校の道徳の時間だけではなかなか磨ききれない「生きる権利を守る」という意識を、子ども同士だけでなく、親子や地域で学ぶ機会をつくるというのはとても大事なことで、ぜひ福祉専門職からの発信でできたらいいなと思いました。
社会を変えるためには、「一人ひとりの行動力」…本当にそうですね!
 
グループごとのアクション案をとりまとめ、最後はおまけを。せっかく参加してくださった皆さんに、何か形に残るものと思い、旅行のチケットをイメージしたじゃばらカードをプレゼントさせていただきました。カードには、ソーシャルワーカーの倫理綱領が書いてありまして、仕事着のポケットやネームプレートの中に忍ばせて、ふとしたときにさっと取り出して眺めてもらえたらと思い、作成しました。
CameraZOOM-20160327114937543
いちばん下の部分は、SCA流スタディ&アクションツアーに参加した証として、アクション意識を高め、今後も実践していくことを宣誓するカードになっています。
CameraZOOM-20160327115024040
 
今回も参加してくださったみなさまにご署名いただきました。
(写真はみなさまからいただいたものの一部です)
スタディ&アクションツアーVol.1 アクション宣誓カード
今後もスタディ&アクションツアーを開催するたびに同じカードを皆さんとストックしていって、いつか何千、何万枚というカードをずらっと一面に並べて、みんなで眺めることができたら、それはもうひとつの大きなソーシャルアクションになるのではないかと、いまからワクワクしております。
 
と、このような感じで第一弾のツアーは無事終了いたしました。まだ次回の詳細は決まっておりませんが、ぜひ近いうちに第二弾を開催したいと思っております。みなさまからもこういうところでやってほしい、こういうことをみんなで考えたいというアイディアがあればぜひぜひお寄せください。SCAがいっしょになって具現化して実践します!
みんなで真剣に楽しくアクションしましょう!
 
(お問い合わせフォームのページにジャンプします)

【今週のフクシ・エントリ!】メルマガ抜粋版 2016年2月号

18 3月 16
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「今週のフクシ・エントリ!」メルマガ抜粋版では、メルマガで紹介したエントリをひと月分まとめてお届けします。

※先月までの「今週のフクシ・エントリ!」まとめはこちら


《2/1~2/7》
 -気にするエントリ!

【施設職員の高齢者虐待2年で倍増 | 共同通信 47NEWS】

【高齢者虐待 経験の浅い職員、目立つ加害 – 産経ニュース】
【養介護施設従事者等による高齢者虐待の公表 |厚生労働省】
2015年の高齢者虐待に関する統計発表がありましたが、各メディアは家族介護者より施設職員による虐待の増加を取り上げる傾向が高かったように感じました。やはり、介護を専門的に提供する場ですら虐待が行われるということに対する危機感というか、重篤感のようなものを社会全体が抱いているからなのかもしれません。もちろん数的には家族・親族からの虐待件数の方が断然多いわけで、「介護の社会化」と「家族養護の原則」のはざまで、けっきょく苦しめられているのは当の高齢者とその家族であると言えるのではないでしょうか。

【生活保護相談者の土地売却で見返り 収賄容疑で越谷市元課長を逮捕 – 埼玉のニュース – 47NEWS】
【熊本市:生活保護費1190万円過大支給 過少も1078万円 背景に担当職員不足 /熊本 – 毎日新聞】
【生活保護費引き下げ違憲訴訟、裁判官を忌避申し立て 法務省出向経験は「公正さに疑い」 – 産経ニュース】
最近また生活保護受給者バッシングで盛り上がってしまっている公的扶助界隈ですが、こういった事案が起きるとやはり生活保護に携わる福祉事務所の怠慢さや不十分さを指摘せざるを得ません。圧倒的に弱い立場である生活困窮者の生活をしっかりアセスメントできないようなケースワーカーが野放しにされ続けているという現状を何とか変えていかないかぎり、生活困窮者支援策も絵に描いた餅。私たちソーシャルワーカーは市民の権利を護るために、そろそろ行政から福祉事務所機能を奪取するために行動を起こす時期に来ているのかもしれません。

【<フォーカス 23区の予算案>世田谷区 全出張所で福祉相談対応 – 東京のニュース – 47NEWS】
【児童の暴力急増、多発の小学校に元教員ら配置 大阪:朝日新聞デジタル】
【総合支援窓口:全国初、札幌の法律事務所が開設 高齢者・障害者向け、税理士らと提携 /北海道 – 毎日新聞】
…などと言いつつも、相談窓口としてソーシャルワーカーをうまく取り入れている自治体もちゃんとあるわけです。スクールソーシャルワーカーの大増員をはじめとしてなかなか存在感を示せていなかった子ども家庭支援分野でかなり予算が投入されつつある中、福祉に関わる現場全体で連続的・包摂的ソーシャルワークの有効性をしっかり実証していきたいところですが、司法や労務の専門家にお株を奪われている現実も直視する必要がありそうです。

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【今週のフクシ・エントリ!】メルマガ抜粋版 2016年1月号

18 3月 16
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《1/1~1/10》
 -気にするエントリ!

【困窮者自立支援、相談件数伸びず 4―10月で14万件:朝日新聞デジタル】
【佐賀市、保健福祉サービス「提案型」へ  – 佐賀のニュース – 47NEWS】
【認知症:相談場所知らない34.1%、身近に患者いない68.2% 県政世論調査 /茨城 – 毎日新聞】
いかにも利用が伸びなそうな名称の「生活困窮者支援事業」もそうですが、最後のセーフティネットと言われている生活保護受給も捕捉率はわずか2割程度と言われています。そろそろ行政も福祉事務所の相談窓口一本化でガラガラポンする時期に来ているのではないでしょうか。まあでも、役所の業務効率化は公務員のリストラにつながるため本気ではやらないでしょうから、私たちががんばって尻叩きしましょう。「相談窓口が分からない」なんて市民に言わせる役所なんてもってのほかです。

【国立がん研究センター、「全国がん登録」の業務開始:日本経済新聞】
【子どもと老いた親に、がんをどう伝えるか:朝日新聞デジタル】
【(3)患者からも情報発信 : イベント・フォーラム : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)】
【がん患者:病院外に支援施設…国内初、NPOが寄付で建設 – 毎日新聞】
日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなると言われるがんですが、医療の進歩により生存率があがり比較的長く生きられるようになってきている中、がん患者の支援策もまだ充分とは言えませんが少しずつ整いつつあります。どうやって生き、どう死を迎えるか。生活を支えるソーシャルワーカーにとってもがん患者支援に関するコーディネート力は今後ますます重要になってきそうです。

【恋人間に保護命令440件 被害者守る“盾”が定着 改正DV防止法施行2年 – 産経ニュース】
5千件を超える保護命令申立件数のうち、1割は恋人同士の間で起こるデートDVとのこと。当然ながらDV被害にあっている全員が声を上げているわけではないので、このバックグラウンドにいったいどれだけの被害が起きているのかを想像すると、ひやっとします。子ども虐待もそうですが、「民事不介入」の建前のもと陰に隠れてしまっているケースをいかに拾い上げられるか、支援にかかわるソーシャルワーカーたちも更なる取組みが求められます。

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