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【今週のフクシ・エントリ!】メルマガ抜粋版 9月号

06 10月 15
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今週のフクシ・エントリ!のロゴです

SCAのふくしばです!
「今週のフクシ・エントリ!」メルマガ抜粋版は、9月分よりひと月分まとめてお届けします。

※先月までの「今週のフクシ・エントリ!」まとめはこちら


《8/31~9/6》
 -気にするエントリ!


【厚労省:児童福祉司、国家資格に 増員など強化検討  – 毎日新聞】
先日飛び込んできたワンストップ相談窓口に社福採用というニュースで盛り上がったのもつかの間、児相がらみでどん底に落とされた気分。同じ厚労省なのに、どうしてこっちには社福を活用するという感覚がないのか不思議でなりません。認定社会福祉士などのときもそうですが、要らない資格を増やすのではなく、いまある資格をしっかり活かさせることをもっと訴えていかねばなりません。

【性的少数者10代男子、4割がいじめ経験 ケア呼びかけ:朝日新聞デジタル】
【「デートDV」6割相談せず 高校・大学生 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
若者たちのセクシャリティや人間関係に関する調査のエントリをふたつ。先日、某図書館のツイートも話題になりましたけど、大人たちが子どもたちに対してちゃんと見守っているよとしっかり伝えられるかが子どもたち、ひいては社会全体の包摂度を高めていけるのではないかなと思います。大人なら、ましてやソーシャルワーカーならなおさらじゃないですか?

【医療費、初の40兆円突破へ 14年度概算、過去最高更新 – 47NEWS(よんななニュース)】

【1人当たり医療費は西高東低、格差は最大1・5倍 – 産経ニュース】
どんどん増えてます。地域包括ケアの推進が叫ばれる中、ベッド数の適正化などは地方の福祉行政にもかなり影響を及ぼしそうです。ますます地域全体のもつ(創り出す)底力が試されることになることでしょう。そこで私たちソーシャルワーカーはいったい何ができて、何をすべきなのか、改めて考えていかなければなりませんね。

 -気になるエントリ!

【認知症、漫画で解説 湯沢の特養ホーム制作 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
【聴覚障害:ドリルで日本語 助詞、イラストで分かりやすく – 毎日新聞】
【生活困窮世帯に食料配布へ 順正学園、宮崎市など5市町と協定 : 地域 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
【障害ある容疑者に法の権利伝えたい 京都弁護士会が接見ツール – 47NEWS】
【電動車いす紀伊半島1周、「自立可能」示したい : ニュース : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)】
今週はソーシャルアクション系のエントリが豊作だったのでまとめてお届け。さあて、この中でソーシャルワーカーが主体で行なっているアクションは…?がんばりましょう。


《9/7~9/13》
 -気にするエントリ!

「面前DV」42%増、上半期の児童虐待が最多 : 読売新聞】
【児童虐待が最多更新 1~6月、前年の1.32倍:朝日新聞デジタル】
【児童虐待の摘発最多、15年1~6月376件 児相通告も最多に  :日本経済新聞】
【強大な権限を持つがゆえ、キャパオーバー…児童相談所を分割・リストラせよ!?|BLOGOS】
子どもの福祉を考えるとき、誰かが犠牲になって不幸になるのは望ましくありません。家族や社会のためにできることを追求していけば、最終的にはやはり行政がしっかりと機能しなければ社会全体の福祉につながらないのではないでしょうか。児相の権限強化についてもおときた都議がコメントしているように虐待防止法成立より以前から言われ続けていること。子育て施策の中にこれらの懸案事項も取り込んで、子育て家庭を包括的に支援できる体制づくりが急がれます。

【「障がい者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」受賞者決定 障がい者雇用インフォメーションニュース】
【平成27年度「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」受賞者決定|厚生労働省】
【医療費削減の優良事例拡大へ 政府有識者会議が初会合 – 産経ニュース】
「良い取組みはみんなでどんどんシェアしよう!」記事まとめ。行政がまとめる事例がすべて有用なものと言い切れるわけではありませんが、参考にできる取組みはより多くのひとの目にふれるようどんどんシェアしていきたいと思っております。「こんな良い取り組みもあるよ!」「この取組みも紹介してよ!」というご意見、ぜひぜひお待ちしております!

【ハンセン病:非入所患者の遺族も補償 国が義務を明示 – 毎日新聞】
【ハンセン病:5年ぶり提訴、和解へ 元患者に補償金 – 毎日新聞】
ハンセン病の患者や遺族の救済を巡っては、1996年4月のらい予防法廃止から20年が経過すると民法の除斥期間により損害賠償請求ができなくなるとされ、国は補償の請求権が来年3月末で消滅するとのこと。さんざん差別を主導してきたハンセン病行政が「請求がなかったから」という理由でできるだけ救済しないで済むように鳴りを潜めていたということがあらわになりましたが、さて、今後の対応は。

 -気になるエントリ!  
 
【災害時、障がい者の死亡率は全体の約2倍…緊急時に、情報をどのように伝えるか?|BLOGOS】
なじみブロガー都議のおときたさんのタイムリーな災害時支援の記事です。必要な支援をきめ細かく展開していくには、当事者のひとたちやそのひとたちが暮らすコミュニティと行政とがしっかり対話を続けて、信頼関係と実際の支援体制をじっくり構築していく他ないのだろうなぁと感じます。今回の大雨の被害でも、障害のあるなしにかかわらずこれ以上の被害者が出ないことを祈っております。

【「特別支援学校の児童生徒最多」から保険のノーマライゼーションを考える】
病気が障害があっても入れる保険ってけっこうハードル高いイメージがありますが、最近は少しずつそういうケースでも入りやすい商品も登場してきているようです。「子供そのものの入院に対する備えよりは、トラブルの対応としての個人賠償責任保険、弁護士費用やケガに対する保障(補償)がほとんど」とありますが、それでも安心感はだいぶありますよね。

【年間100億円横領、ギャンブル依存症という底なし沼】
【遊技産業の視点 Weekly View/ギャンブル依存症対策の勉強会発足 – SankeiBiz(サンケイビズ)】
カジノを含む統合型リゾート(IR)を推進するIR推進法案の審議も続けられていますが、その一方ギャンブル依存に関する問題も取り上げられつつあります。大事なのは、こういった取組みのウラで行政や医療への利権の発生防止と実際にこれらの影響で被害を被る当事者(たとえばギャンブル依存の本人や家族など)の権利が侵害されないようしっかり目を光らせること。IR推進法案が今後どうなるかはまだ不透明ですが、メンタルヘルス推進行政の視点で、私たちも経緯を注視していきましょう。


《9/14~9/20》
 -気にするエントリ!

【介護・障害・子育ての一括相談窓口、自治体に設置へ 厚労省方針 – ニュース – アピタル(医療・健康)】
【介護・保育の一体型施設を推進 厚労省、ルール検討  :日本経済新聞】
【時事ドットコム:ワンストップ相談窓口を整備=福祉サービス一体化で-厚労省】
【誰もが支え合う地域の構築に向けた福祉サービスの実現 -新たな時代に対応した福祉の提供ビジョン-|厚生労働省
新たな福祉サービスのシステム等のあり方検討プロジェクトチーム】
【「児童虐待防止対策のあり方に関する専門委員会報告書」に関する提案及び依頼(社養協サイトより)】
来年度31兆4千億円で概算要求している厚労省ですが、私たちソーシャルワーカーとしてはこの「新たな福祉サービスのシステム等のあり方」という部分に注目していきたいですね。厚労省プロジェクトチームのビジョン内では「福祉サービスにおける生産性向上」にも言及されており、かなり厳しい目を向けられてもいますが、適切な福祉サービスの利用調整による国民の福祉アクセシビリティ向上とそれに伴う社会的コストの低減を目指して全勢力を注力していかなければなりません。児童福祉司の国家資格化に対する各職能団体・関係団体会長名での共同提案・依頼も合わせて。

【【問題行動調査】小学生の暴力行為が過去最高 2年連続で1万件突破 問題行動調査で判明 – 産経ニュース】
【平成26年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について:文部科学省】
【神奈川県の不登校改善率、6年間で最高値…神奈川・埼玉速報値】
学校のおけるいじめ・不登校・非行等の「問題行動」に関する調査結果が公表されました。ただ、いじめの件数に関しては、岩手の中学生がいじめを苦にして自殺したとみられる件を鑑みて各教委へ再調査を依頼したため、10月下旬に公表とのこと。ソーシャルワーカーが展開する支援を科学的に裏付けるためにも、おおよその数字だけでもしっかり拾っておきましょう。文科省の提供元ページと神奈川の改善率向上のニュースも合わせてご覧ください。

【虐待:10歳女児が長崎県を訴える – 毎日新聞】

10歳の女の子のソーシャルアクションです。もちろん提訴にあたってはたくさんの大人たちの支援があると思いますが、それでも自らが権利の主体となって声を上げたということはとても大きなことですし、おそらく彼女のアドボカシーを担う弁護人たちも、それだけの気概を持ってこの裁判に挑むのだと思います。もちろん児相の責任を追求していくとは思いますが、それだけにとどまらずに、広く必要とされているにもかかわらず脆弱と言わざるをえない子ども支援体制の現状を明らかにした上で、そこにしっかりコストをかける重要性とそれをなかなか実現させない国政の怠慢を訴えてもらいたいですね。

 -気になるエントリ!

【「ロボットの世話までする時間はない」、介護現場へのロボット導入の難しさ】

このタイトルにもなっている文言、まあごもっとも。ただ、新しいものを取り入れることはもちろん勇気のいることですが、それがクライアントの利益につながるのであれば積極的な利用を検討していきたいですよね。これからの介護職は、車いすや杖の簡単なメンテナンスを行うのと同じように、こういった介護ロボなどのツールを活用する前提で最低限の知識や技術を身につけることが今後求められていくかもしれませんし、メーカー側はできるだけそのような負担を軽減できるツールづくりに注力してもらいたいものです。

【台風18号で被災した会社の経営者が従業員を守るためにできること – 榊 裕葵 社会保険労務士 】
【時事ドットコム:地元高校生ら「何か力に」=ボランティアに200人-LINEで呼び掛け・茨城】
【東日本豪雨 大掃除中は子供預かります 幼稚園・こども園連合会 茨城 – 産経ニュース】
【生活支援相談員等の実績が活かされる仕組みについて|復興庁】
締めには水害関連のエントリをまとめて。どうか、支援の必要なひとと実際の支援のマッチングがうまくいきますように!
あ、ちなみに被災者支援に携わった期間も社会福祉士を受験するときの実務経験として認められるようになったとのこと。記事によっては「福祉学歴不要」との文言もありますが、おそらく「一般的な福祉系大学の単位取得ルートでなくても可」ということかと思います。


《9/21~9/27》
 -気にするエントリ!

【貧困や子育て、専門家チームが家庭訪問し支援 16年度から  :日本経済新聞】
トップニュースはこちら。今までかなり「待ちの支援」のイメージが強かった福祉行政ですが、子ども家庭支援の分野からアウトリーチを積極的に行なっていく方向へ進みつつあるようです。この動きを福祉側の役人がどう見るか、私たちも注視していきましょう。

【無戸籍33年、母に過料 夫の暴力逃れ別の男性との子:朝日新聞デジタル】
【「自分証明する術なかった」 33年無戸籍女性、過料取り消し訴え – 産経ニュース】
DVと民法との問題点を凝縮したようなケースです。この無戸籍の女性とその母親が今までいかにしんどい思いをしてきたかを想像すると、本当に胸が詰まる思いです。権利擁護の観点からも司法と福祉が手をとって、このようなケースにもしっかり対応していけるようなしくみづくりを進めていかなければなりませんね。

【「介護の苦しみ伝えたかった…」 特養職員、入所女性の首絞める 大阪府警、殺人未遂容疑で逮捕 – 産経ニュース】
【日本の80歳以上、初の1千万人超え 高齢者26.7%:朝日新聞デジタル】
【介護事業者の倒産最多 今年1~8月、55件 報酬減や人手不足響く – 産経ニュース】
【苦しまないと、死ねない国『欧米に寝たきり老人はいない』 #BLOGOS】 
【介護離職ゼロへ「特養増設」に批判殺到 「足りないのは施設ではなく職員だ!」】
【新三本の矢 〜 「介護離職ゼロ」と「介護殺人ゼロ」と「第1子からの保育無償化」を!】
【ただひとり崩れるのを待つだけ「老親の介護」で煮詰まる自分救出の「最終手段」】
今週は敬老の日を含むシルバーウィークということで、高齢者関連記事をまとめて。これらの中でも何と言っても「介護離職ゼロへ」のニュースが目立ちました。家族を介護するために仕事を辞めることを意味する「介護離職」という言葉が浸透しておらず、さまざまな誤解も招いているとか。それにしてもハコだけ増やして入所待機者をなくそうなんて、どの口が言ってるんでしょうかねぇ。「まずは介護職の待遇改善だろ!?」と思っている介護職のひとたちが親の介護で辞めていく、なんていう魔の悪循環は本当に見たくありません。地域包括ケア推進の陰で高齢者本人や家族らがたいへんな重荷を背負わされているという記事なども含めて、介護について改めて考えさせられる記事を多めに取り上げてみました。

 -気になるエントリ!

【【タウンニュース鶴見区版】ペンで貧困の子ども支援 ゼブラ社寄付金企画活用】
【ZEBRA | ゼブラ株式会社 | 社会的な取り組み】
ゼブラは社会貢献活動としてこんな取組みをしてるんですねー。いろいろな団体がいろいろな形で活用できそうな取り組みなので、協力団体の社協などが市民に利用してもらうようどんどん啓発していけば、もっと広がりそうなんですけど、どうなんでしょう。
【聴覚障害者向け エレベーター内にメアド : 読売新聞】
今までありそうでなかったエレベーター緊急通報時のメール対応。何らかの障害で通話ができない場合などにも活用できそうです。こうやって、少しずつですがあちこちで障害のあるひとへの配慮が進んでいくことで障害のあるなしにかかわらず暮らしやすいコミュニティが構築されていけばいいですね。
【「聖書の『らい病』表現は誤訳明らか」岡山の牧師、原語への置き換え求め30年 罪や汚れの象徴…ハンセン病差別を助長 – 産経ニュース】
こんなところにもハンセン病差別を助長するタネがあったんですね。しかも牧師の中にも、聖書の中で「けがれたもの」の代名詞として「罪や汚れを説くのに都合がよい」との声があると聞くと、どうにもこの問題の根深さを感じずにはいられません。大嶋牧師のご意見、全面的に支持します。


9/7号から9/27号までの「今週のフクシ・エントリ!」をまとめてお届けしました。

「今週のフクシ・エントリ!」は、メルマガではぎゅぎゅっと凝縮した抜粋版をお届けしておりますが、はてなブックマーク(はてブ)やツイッターではこちらで紹介しきれないさまざまな福祉関連ニュースやトピックなども随時取り上げておりますので、お時間のある方はそちらもぜひチェックしてみてください。「はてブ」では、ジャンルごとにタグ分けしておりますので、特定ジャンルのエントリだけをまとめて閲覧することもできますので、ご活用ください。また毎週のメルマガ記事はSCAサイトにも再掲いたしますので、合わせてご覧ください。(ちなみに今月から毎週ではなくひと月分をまとめて月末にアップすることといたしました)

【今週のフクシ・エントリ! by SCA(はてブ)】
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→メルマガに掲載した記事をSCAサイトに再掲します(ひと月分を月末にまとめて)
http://social-change-agency.com/archives/category/fukushi-entry


それでは、9月の「今週のフクシ・エントリ!」はここまで。
10月号は11/1(日)のメルマガ配信後になる予定です。

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